18-05-24 修理:brother Innovis S500
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今日の修理は、鹿児島県鹿屋市のお客さまのコンピュータミシン。
brother Innovis S500 です。
「ミシンが重くなったと思っているうちに動かなくなってしまった」
と持ち込んでいただきました。
油切れによる固着かな、とミシンを開けてみると天秤クランクまわりに糸が山のように絡まっています。
これ、「糸が切れた状態のままミシンが動くこと」によっておこることが多い。
修理そのものは簡単ですが、この不具合の原因はお客さまの使い方にあるかもしれない。
お客さまにはいったん「これまでの経験」を忘れてもらって、あらためてミシンの使い方をレクチャーさせていただきました。
その過程で、お客さまが「糸コマ押えをゆるく取り付ける」クセがあるのを発見!
糸コマ押えはゆるめに取り付けたほうが糸抜けが良さそうな気がしませんか。
じつは、糸コマをしっかり押さえる形にしたほうが糸抜けがいいのです。
ゆるーく取り付けていると、かえって糸が引っかかる原因になったりする。
で、糸が切れやすくなっていたのかもしれません。
ミシンも軽く動くようになったし、正しい上糸かけもおぼえてもらえました。
brother Innovis S500 です。
これからもたくさん縫いものしてほしいな、と思います。